ヨコハマメリー【DVD】
- 2007年4月2日
- 02:32
ドキュメンタリー作品、ヨコハマメリーを DVD で観ました。
期待:★★★★★★★☆☆☆
評価:★★★★★★★★★★
スイマセン、はじめての満点です。ドキュメントはズルい、真実はやっぱり凄いわ。未だ心の中でメリーさんが渦巻いています。コレ、観ないとダメです。力強くも切ない裏の世界のオハナシです。
どうか娼婦や男娼に偏見を持たずに観てくださいまし。
10年以上前だと思いますが、ボクも『メリーさん』は聞いたことがありました・・・当時は『メリーさん』とは知らず、『横浜にモノ凄い老婆の娼婦がいるの知ってる?』的な既に都市伝説化されていたと思います。当然ガセだと信じ、いつの間にか忘れ去っていましたが、ビデオ屋の棚でこのパッケージを発見した瞬間に『うわあぁ、本当だったんだッ!』と記憶が蘇りました。
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歌舞伎役者のように顔を白く塗り、貴族のようなドレスに身を包んだ老婆が、ひっそりと横浜の街角に立っていた。かつて絶世の美人娼婦として名を馳せた、その気品ある立ち振る舞いは、いつしか横浜の街の風景の一部ともなっていた。『ハマのメリーさん』人々は彼女をそう呼んだ。1995年冬、メリーさんが忽然と姿を消した。自分からは何も語ろうとしなかった彼女を置き去りにして膨らんでいく噂話。いつのまにかメリーさんは都市伝説のヒロインとなっていった・・・。
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売春(買春)、世間では必要悪とされていますが、この作品を観ていると必要善ではないかと考え直してしまうほどの奥の深さを感じます。生涯娼婦を貫いたメリーさんを通り過ぎた無数の男達、その男達の欲望を満たし、世間からの偏見・差別・侮辱にも屈しない大きくて深い器を持つメリーさん・・・人間たった1人で一体ナニができるのか、人間の可能性を感じることができる作品でした。
エンディングはもう感動と鳥肌、メリーさんのあの最後の笑顔に人間の強さを感じました。どうもありがとうございました。
※作品の中で一瞬だけ写る薄化粧のメリーさん、絶世の美女であったことは確かです。
関連書籍:天使はブルースを歌う(山崎洋子著)
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